デラシネの時代

五木 寛之

「漂流者(デラシネ)の自覚」が、不安の時代を生き抜く力になる。
社会に根差していた当たり前が日々変わる時代に生きる私たちに必要なのは、自らを「デラシネ」――根なし草として社会に漂流する存在である――と自覚することではないか。五木人生論の原点にして集大成。
[定価]
本体価格800円+税
[発売日]
2018年02月10日
[判型]
新書判
[ISBN]
978-4-04-102191-0

「デラシネ」という言葉は「故郷を捨てた人々」として否定的に語られてきた。

だが、社会に根差していた当たり前が日々変わる時代に生きる私たちに必要なのは、
自らを「デラシネ」――根なし草として社会に漂流する存在である――と自覚することではないか。

『大河の一滴』『下山の思想』など、大きな時代の変化のなかでどう生きるかを考え続けてきた作家が、
自らの朝鮮半島からの引き揚げ体験を引きながら、絶対的なものが融解する時代を生き抜くヒントを提示する。

五木流生き方の原点にして集大成。