自発的対米従属 _ 知られざる「ワシントン拡声器」

著者 猿田 佐世

長らくアメリカでロビー活動に従事する日本人が緊急提言
これまでの日米外交は、アメリカの少人数の「知日派」と日本の政治家やマスコミが互いに利用しあい政策を実現するという「みせかけの対米従属」によって動いてきた。トランプ大統領が出現し、いま日本は何をなすべきか。 ワシントンでロビー活動に長年携わった著者による緊急提言。
[定価]
本体価格860円+税
[発売日]
2017年03月10日
[判型]
新書判
[ISBN]
978-4-04-0821009-C0295
はじめに

第一章 外交は劇である
「歴史的和解」を演じる歴史修正主義者たち 「劇」の通りに現実が動いていく 日米間の情報ギャップ シンポジウムや講演も「外交劇」 見抜かれていた「日本政府のプロパガンダ」

第二章 自発的対米従属
「ワシントン発」の報道の作られ方 政策に跳ね返る「知日派の声」 「ワシントン拡声器」の効用 TPP推進は「日米財界の声」 「アメリカの声」により原発ゼロ閣議決定見送り? なぜアメリカは日本に原発維持を求めるのか 自ら選んだ「従属」に気付かない恐ろしさ

第三章 トランプ・ショックと知日派の動向
「トランプの政策は『破滅のレシピ』だ」 日米関係維持に懸命な知日派 反トランプの知日派が政権に入る可能性 トランプ・ショック後の「逆拡声器」現象 日本の声を使った「トランプ困るコール」

第四章 今後の日米関係の展望
日本の軍事力増強と自衛隊の任務増加の可能性 軍備拡張の好機を得た安倍政権 原発問題のゆくえ 熾烈になる貿易交渉 キーマンとなる知日派は誰か

第五章 外交・安全保障における市民の声の具体化のために
「逆拡声器」の驚き 既得権益層同士が利用しあう外圧 マルチトラック外交の重要性 安保・外交分野にも躊躇せず支援がなされる社会に

第六章 今、日本の私たちがなすべきこと
リベラル陣営からの提案を 「どうしたいか」を考える 沖縄基地問題への具体的提案 新しい日米関係を切り拓くために