ミュシャから少女まんがへ

幻の画家・一条成美と明治のアール・ヌーヴォー

大塚 英志

「少女まんが」の描線の起源はどこにあるのか?
与謝野晶子・鉄幹の『明星』の表紙を飾ったのはアール・ヌーヴォーの画家、ミュシャを借用した絵だった。以来、現代の少女まんがに至るまで多大な影響を与えたミュシャのアートは、いかにして日本に受容されたのか?
[定価]
本体価格1,100円+税
[発売日]
2019年07月10日
[判型]
新書判
[ISBN]
978-4-04-082314-0

「本文では明治三〇年代、あるいは世紀末の日本におけるミュシャ受容の細部を追うことを中心とする。そして一九七〇年前後のミュシャの再発見の過程を
終章で描く。それ以降のことは少女まんがの読者にとって自明であり、まんが史の歴史的系譜としてそれぞれが自分の敬愛する創り手の中に(時に作者は意
識していないかもしれないが)見出すことが可能だからである。」(本書より)